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オーストラリア政府の家庭用バッテリー普及策が加速
オーストラリアのアンソニー・アルバネーゼ首相は先週、メルボルン南東部に位置する一般家庭を訪問し、GoodWe(グッドウィー)社製のハイブリッドインバーターと蓄電池システムを視察しました。訪問には地元選出のジュリアン・ヒル下院議員も同行しました。
この家庭には最近、GoodWeの「Lynx F G2」バッテリーが導入されており、住宅所有者であるシェーン氏は同社の営業マネージャーでもあります。首相は家族と共に設置されたシステムを見学し、太陽光発電と蓄電池を組み合わせることで電気料金を大幅に削減できることを確認しました。
アルバネーゼ首相は「7月1日以降、すでに6万人が政府のバッテリー割引制度を利用しています。毎日1,000台以上の家庭用バッテリーが設置されており、環境にも家計にも大きなメリットがあります」と強調しました。
実際に、シェーン氏宅では設置前に月300豪ドル以上だった電気料金が、導入後には59.21豪ドルにまで減少。家庭用のハイブリッド車や電気自動車への充電にも活用されています。
ヒル議員は「地域の家庭で再生可能エネルギー導入が過去最多となっています。シェーンさん一家のように、光熱費を節約しつつ、オーストラリアの豊富な再生可能資源の活用に貢献する家庭が増えています」と述べました。
この訪問は、連邦政府が2035年までに温室効果ガス排出量を62~70%削減するという気候変動庁の勧告を受け入れると発表した翌日に行われました。首相は「家庭用太陽光発電と蓄電池の普及こそ、排出削減目標達成に不可欠」と改めて強調しました。
GoodWeオーストラリアのカントリーマネージャー、ディーン・ウィリアムソン氏は「政府の支援により、バッテリーシステムの価格は大幅に下がりました。リベートを活用することで、従来より30~35%低価格で導入可能です」と説明しました。
家庭の経済的メリットだけでなく、国家のクリーンエネルギー政策の中核として期待される太陽光+蓄電池。アルバネーゼ首相は「家庭の投資と政府の補助が相まって、再エネ移行を加速させる」と述べ、今後の拡大に自信を示しました。
GoodWeは本訪問を調整したSmart Energy Councilに謝意を表しています。
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